叫び！

今年もキミの誕生日に小旅行をした。　　　　　　いつも、南伊豆に行くときは「岡田」の金目煮付け定食を食べることにして居る。普通は2日目に食べることが殆どだが、今回の宿泊先は、この「岡田」とは車で４，５分の場所なので、チェックアウト後の時間が短すぎるので、前日に食することにした。　　味はいつもと同じでとても美味しい。

岡田の玄関を入ったところに水槽があり、殆ど行くたびに「タカアシガニ」が泳いである。　　　　　　タカアシガニは駿河湾の深海で水揚げされるとよく聞くが、この店の若旦那が居て、説明してくれたが、弓ヶ浜沖で採れたもので地元の漁師が国の依頼で調査捕獲をしているそうだ。　　　　　　報告を済ませれば、処分するそうで、自分たちで食することも多いそうだ。　　　　一部はこの店のような食堂に販売されるとのこと。　　　　　　　　国の調査費はもらっているだろうから、知り合いの店に安く卸すんではないか。　　　　　　献立には、サイズが小型は４０００円、大型は８０００円と書いてある。（税別）　　　　　この日はたまたま大型の中でも特に大きいのが捕獲されて、泳いでいた。　　　　　８０００円クラスより遥かに大きい。　　　我々より先に、入っていて出ていった男性グループが注文したようで、終わった後、カニの殻を記念に貰っていた。　　　　写真の奥のカニが通常の大型、手前が特別の大型。

ホテルは「季一遊」（ときいちゆう）と言う名前で、南伊豆町湊という住所。　　弓ヶ浜の砂浜のすぐ裏手に有る。　　館内には海抜10Mと有った。　　　南海トラフの地震の際は一溜まりもないだろう。　　写真は、到着したときにお着き菓子とお茶が振る舞われたロビーから弓ヶ浜方面を見たもの。　　　　　　松林が有るので、見晴らしはそれほど良くはない。　予約はじゃらんで申し込んだ。　　室内に温泉の半露天風呂が有る。面積は５１㎡。

数年前にリノベーションしたようだ。　　露天風呂付きは数は少ないようだ。　　全3階建て、食事は食堂で夕食は、幾つかのチョイスをする形式。金目の切り身を焼くか、煮付けか、刺し身の魚を一人ずつ1種類だけ選択する。　　写真の様に、伊勢海老、サザエ、マグロなどは一律で出る。アワビの踊焼きも有り、前菜から最後まで味もよく、量も充分で、最後の飯は食べ切れなかった。宿泊単価は２６Ｋ程だが、部屋の調度品や設備、従業員のマナーも良く、不満は殆ど無かった。

家内は金目の刺し身、私はイサキの刺し身を選んだ。

写真は食事の途中で、ウエイターが写してくれたもの、従業員は比較的若い。昔風の旅館の様な高齢者は少ない。

写真は、貸し切り家族風呂と言う物。　　　3箇所あり、空いていれば勝手に入れば良い。　　木の風呂に入った。　　　　ホテルが源泉を持って居るのかは聞き忘れたが、どの風呂も熱めで、若干塩気が有る。　　海が近いから仕方ないだろう。　　　石鹸の泡立ちが悪いほどではない。　　　　　幸い、この日はそれほど客数は多く無いようで、2回めの入浴は23時ころ大浴場に入ったが、貸し切りであった。　　　露天風呂も2箇所あり、いずれも大きいし、綺麗だ。脱衣所の清掃も行き届いている。　　　　バスタオルは、持参しなくても充分に置いてある。　　　今、ニュースで大変なことになっているコロナウイルスの事も心配したが、中国人らしき客は見かけなかった。　　　　一応マスクは用意していったが、使うことはなかった。