上越新幹線2008/09/10 23:06

親戚の告別式で群馬県前橋市に行ってきた。2008年9月8日心筋梗塞で81歳の親戚が急逝。とは言え長らく入退院を繰り返していた人だった。東京駅から初めて上越新幹線の「トキ」に乗った。12両編成(15両や8両も有るようだ)で自由席は4両のみ。混雑を予想して最後尾の1号車に乗った。

トキは全車両2階建て、禁煙、禁煙は良いが、座席などは狭い。指定席は違うと思うが自由席は、何と中央の狭い廊下を挟んで左右に3席ずつ。しかも1席あたりの幅が狭いし、間の肘掛けがない。幸い2名で済んだが、普通の人が座っても3人では狭くて、公園のベンチに座るようだ。 あれで特急料金とはいかがな物か。

内装も貧弱、シートは3列が固定してあるため、リクライニングは無い。あれに長時間ではエコノミーシンドロームの生産工場だ。

上越新幹線は線路を見ると狭軌で有るから、横に6列は無理な話だ。内装も東海道に比べるとかなり落ちる。東海道の古い300系列でもこれほどではない。椅子の前後の余裕も少なく、足が疲れる。

東京から上野、大宮、熊谷、本庄早稲田、高崎の順で止まる。熊谷までは在来線なみの速度だ。2階建てだから天井も低く圧迫感が有る。

帰路は敢えて、長野新幹線「あさま」に乗った。高崎からは、どちらに乗っても同じように東京に着く。乗ったのはやはり12両編成で自由席は同じく4両で全車両禁煙。あさまは全車両1階建て、自由席も5列で通路がやや広く、車内販売のカートが動いていた。トキは狭いから、人力で女性が籠で販売していた。

あさまはトキより少し良くできている。シートもリクライニングするし、肘掛けも有る。但しシート幅は東海道より狭い。シートの前後間隔も狭い。東京-高崎間は55分であったが、これ以上長い時間はどちらも遠慮したい車だ。